問10

強い制約条件下における情報システム化計画の策定について

企業の統合や法改正への対応,急成長市場への早期参入などでは,開発期限など強 い制約条件下で,トラブルが許されない重要な情報システムの構築に取り組むケース が増加している。こうした場合,制約条件を踏まえて,リスクにも考慮して情報シス テム化計画を策定することが重要になる。

例えば,企業の統合や法律の施行に間に合うように開発の期限が設定され,この制 約に伴うリスクが軽減できるようシステムの方式を選定したり,段階的な整備を検討 したりすることになる。期限だけでなく,予算や要員なども制約条件とされることが あるが,いずれも所与の条件としてそのまま受け入れるべきではない。次のような点 も検討のうえ,場合によっては事業戦略自体の見直しも行って,実行可能性の高い計 画となるよう関係者が協力して取り組むことが必要になる。

  • 期限や予算など指示された条件は,事業戦略との関係で,いずれも妥当で見直し の余地がないか。
  • 期限,予算,要員,開発範囲など強い制約条件が複数ある場合には,各条件の優 先度や重要度から,条件のトレードオフやバランスは妥当か。
  • 一度策定された計画に高いリスクを抱える部分が残る場合には,代替手段による リスク軽減や範囲や機能の絞込みなど,計画自体を見直すか。

あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウについて論述せよ。

設問ア あなたが関係した強い制約条件の下での情報システム化計画の策定において,情報システムの概要を,制約とその背景も含めて,800字以内で述べよ。

設問イ 設問アの計画策定の際,事業戦略及び制約条件の妥当性の確認とその見直しをどのように進めたか。その際直面した問題をどう解決したかについて,関係者の 協働や調整も含めて,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ 設問イの結果,確認された制約条件の下で,情報システム化計画の策定において,リスクを軽減し実行可能性を高めるために行ったシステム面の工夫を,600字以上1,200字以内で述べよ。



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Last-modified: 2010-02-25 Thu 23:20:46 JST (3686d)